
荘園都市あいおい(皇室領矢野荘)




荘園都市あいおい
兵庫県の相生市は、中世の皇室領矢野荘と同じ領域に存在しています。
1137年、鳥羽上皇の皇后美福門院は、秦氏の開発した土地を中心に皇室領矢野荘を成立させました。矢野荘の記録は東寺百合文書として今に伝えられています。
私たちは、荘園の遺構と新幹線や造船所が共存するあいおいを荘園都市と名づけました。
まなびツーリズム
荘園都市あいおい(皇室領矢野荘)には、歴史的遺産が折り重なっています。しかし、中世日本史の研究者を除いて、その価値に気づいた人はいません
誰も知らない、本にも載っていない歴史的秘境が新幹線相生駅の周囲に広がっています。一つ一つの風景に込められた歴史を学ぶと、それまで見えてこなかったものが見えてきます
札座保存プロジェクト
旗本浅野家が藩札発行のため建てた札座です。この春、歴史的価値も文化財的価値も認められることなく姿を消そうとしていました。私たちは、札座保存プロジェクトを立ち上げ、浅野陣屋記念館として保存しようとしています。

荘園都市へのお誘い
私たちは、浅野陣屋の札座を保存するための活動から出発し、日本史まなびツーリズムへ展開してきました。
相生市は観光には無縁の地です。観光ガイドブックには掲載されていません。
条里制・羅漢石仏・求福教寺・大避神社・感状山城・浅野陣屋など古代から近代までの歴史資産は、注目されることなく眠り続けてきました。私たちは、この観光未開発地で、荘園ツーリズムを実現したいと思っています。

私たちは、少人数で荘園都市あいおいを歩き、日本の歩みを学んでみたいという歴史好きの旅人をお待ちしています。
NPO法人Yanoshoが荘園都市あいおいに詳しい専門家のガイドを紹介します。
(ボランティアのガイドではありません)
一日、ガイドとともに荘園都市を歩きましょう。夜の学習会も準備しています。
原則として
火曜、第2第4金曜に実施
NPO法人Yanosho
電 0791-25-1750